バカ丸出し大手メディア・トランプ「日本は殺人を犯して許されている」の誤報


「日本など『殺人』」トランプ氏、貿易巡り非難(読売)

貿易赤字「殺人犯し逃げている」トランプ氏(日テレ)

トランプ氏、日本などが貿易で「殺人」と非難 対抗措置を警告(AFP)

バカ丸出しの大手メディア各紙はトランプ発言の”They’ve gotten away with murder”について「(日本などの貿易相手国は)殺人を犯して許されている」と翻訳していますが、これは慣用表現で「 悪事を見つけられずに[処罰されずに]過ごす;なんでもし放題である」(GOO辞書)の意味です。

ちなみに、これがGOO辞書で出てきた例文です。読売新聞社の解釈によると、子どもが殺人をおかしたことをベビーシッターが放置していることになります(笑)

まさか一国の大統領が本気で他国(しかも同盟国、間違っても北朝鮮やイスラム国ではない)に対して『殺人をおかしている』なんて言ったと思っているんでしょうか。どんな誤報だよ、いい加減にしてほしい。訳が分からない記事を作る前に「最低限キーワードくらいググったら」どうなんでしょうか。

こういうのも大手メディアのリベラル脳が「トランプ=狂人」というステレオタイプな図式になっているから起こる間違いなんだろうなと思いました。

フェイクニュースとか以前の問題であり、ゲラができた時点で「流石にそれはないでしょう」って誰か常識的に気が付くようになってほしいものです。


渡瀬 裕哉
渡瀬 裕哉

パシフィック・アライアンス総研所長
早稲田大学大学院公共経営研究科修了。トランプ大統領当選を世論調査・現地調査などを通じて的中させ、日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリストとして活躍。ワシントンD.Cで実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティングである水曜会出席者であり、テキサス州ダラスで行われた数万人規模の保守派集会FREEPACへの日本人唯一の来賓者。著書『トランプの黒幕 共和党保守派の正体』(祥伝社)は、Amazonカテゴリー「アメリカ」1位を獲得。主なメディア出演実績・テレビ朝日「ワイド!スクランブル」、雑誌「プレジデント」「ダイヤモンド」など。

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