多摩に関する3つの誤解・第1回 多摩市について


皆さんこんにちは、多摩市議会議員の遠藤ちひろと申します。www.e-chihiro.com

1976年、昭和51年茨城県生まれの42歳。マーケティング・人材系の民間企業を経て市会議員7年目です。かつては老齢年金ですらターゲットにする自由主義的ユニークさが居心地よかった「みんなの党」に属していましたが、政党が消滅して以来無所属で活動しています。
基本的な政治スタンスは「持続可能なまちづくり」であり、いくら目の前に生活が困難な人がいても無制限に財政出動するべきではない。ましてや借金してまで福祉を充実させることは持続可能とは言えず、従って今の日本政府の予算編成はナンセンスであるという立場です(国家予算の1/3が借金であるため)。
多くの自治体は子どものおむつには補助金を出さないけれど、要介護高齢者のおむつは補助しますね。こういうことはビシビシ切っていきましょう、ということです。

さてThe Urban Folksにこれから寄稿をさせていただくわけですが、バカげた無駄遣いや持続不可能な支出が素通りしてしまっている自治のありかたをバッサリ斬って行きたいと思っております。さらに私は評論家ではなく政治家ですので、どこを削りどこに回し、何を実現させたか。多摩市という一自治体の改革が都の政策につながった例。国の法改正に発展した事例なども紹介していきますし、その過程で都市部と地方のバラマキ比較などにも触れてまいりますのでお楽しみに!

多摩市ってどこ

さて読者の皆さんは日本全国(あるいは海外)どこにお住まいでしょうか。
多摩ニュータウンとか、多摩センター、東京の多摩地区という意味では「多摩」という固有名詞をご存知の方もいらっしゃると思うのですが、「多摩市」という自治体名になるとまだまだ知名度不足だと思います。
東京西部の郊外、京王線や小田急線で新宿・渋谷から30分程度のほどよく静かでなかなか便利な住宅都市でして、人口は15万人程度。
ご近所には中央大学、首都大学、帝京大学、多摩大学など7万人もの学生さんが学ぶキャンパスがひしめく学園都市でもあります。ちなみに奥多摩と多摩市は全然違い、奥多摩町までは電車で1時間半くらいかかります。東京って意外と広い!

誤解されやすいのが多摩地区と多摩市

東京都で多摩地区というのはいわゆる区部と島々をのぞく26市3町1村のことで、約420万人が住んでいます。つまり都民の1/3は多摩地区の住民です。
代表的なところでは歴史のある八王子市、人気の吉祥寺を擁する武蔵野市や味の素スタジアムのある調布市など区を除く「市町村エリア」を多摩地区と言います。
多摩市は多摩地区と同じ「多摩」がつく基礎自治体ということで良くも悪くも聞いたことがある名前なので得をしていますが、多摩地区と多摩市が混同されやすいという弱点もあるわけですね。多摩市は、ベネッセコーポレーションの本社やサンリオピューロランドがある多摩センターを中心にしたニュータウン型都市。市域もせまいため、クルマで20分も走れば東西南北いずれも違う自治体になります。一人当たり都市公園面積は東京NO.1といい街ですよ。
茨城県生まれの私はひょんなご縁から、「税制」「自治体営業」「無駄の改善」を柱に多摩市の議員を勤めています。

早く自治体の無駄の話をしろ、という声が聞こえてきそうですので自己紹介はこの程度に。
次回からは目からウロコの面白トピックを、次々ご紹介します☆
(to be continued)


上空から見た多摩センターとニュータウン

「多摩に関する3つの誤解」連載シリーズ

第1回「多摩市について」
第2回「東京23区を1つで括る不自然さ」


遠藤 ちひろ
遠藤 ちひろ

多摩市議会議員
①1976年 茨城県生まれの42歳。早稲田大学政治経済学部卒業。 在学中に学生ベンチャーを設立。9年間の経営者生活を経て、2010年に多摩市長選挙に出馬。19,429票を頂くも次点(惜敗率93%)。2011年多摩市議会議員選挙に過去最高得票でトップ当選。現在2期目。聖蹟桜ヶ丘にて妻とルンバと三人暮らし。 ②著作と講演; 「市議会議員に転職しました」(共著 小学館2014年)Http://bit.ly/1lBXTL6 、デジタル社会と客観の罠(長野県起業家協議会優秀賞)など多数。  ③議会の役職; 予算・決算特別委員長/議会運営委員長など  本人のウェブサイト www.e-chihiro.com

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