【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その3)


【出典】筆者撮影

ロシア、ワールドカップ、われらがサッカー日本代表が本日午後9時、コロンビア戦を迎えます。4年前のブラジル大会で4-1の大敗を喫したことへのリベンジなるか、返り討ちをくらうか。結果はいかに!

筆者はブラジルで大敗を喫した時に観戦していました。圧倒的な差を感じたというわけでもなく、ゲームの流れにのったコロンビアの勝利であり、勝負は紙一重だったようにも感じました。今回はどうなるか。その答えはあと数時間で出ることになります!

【出典】コロンビア代表、筆者撮影

ただし、本日は日本とコロンビアの関係という点を中心に「国際交流」を考える企画。
「サッカーは戦争だ」といきり立った人に、スポーツの良さや本当の意味を気づいてもらう企画といっても過言ではありません。

コロンビアの今

コロンビアは、美人の国、マフィアの国というイメージは正しいのかといわれると何とも言えないところです。人の認識は情報量や経験から形成されるものなので、そういったイメージをもたれても仕方のない面もあるかもしれません。サッカー、ワールドカップで自殺点を入れた選手が射殺されたり、マフィアの戦争などのニュースもありました。

実際、私の少しの経験では、確かにコロンビアサポーターのーは美女だらけでびっくりしました。正直緊張しました(ハラスメントではないですよね?)。

美女は置いておいても、みなさんとってもいい人たち、あたたかい心の持ち主でした。

【出典】コロンビア人と、筆者撮影

簡単にどういう国かをおさらいしてみますと

人口:4865万人
首都:ボゴタ
民族:混血75%、ヨーロッパ系20%、アフリカ系4%、先住民1%
言語:スペイン語
宗教;カトリック
政治:立憲共和制、二院制:上院102、下院166議席(任期4年)

【出典】外務省HPより

2014年の大統領選挙で再選したサントス大統領が、和平交渉を中心政策として頑張って取り組んでいて、2017年2月に国民解放軍(ELN)との和平交渉もしているように、戦乱が収まりつつあるようです。

ちなみに、略称は「哥」です!

意外にも経済は緊密な日哥関係!

「メキシコ、チリ、ペルーと共に、加盟国間の経済統合とアジア太平洋地域との政治経済関係強化を目標に太平洋同盟を形成するなど、アジア諸国との関係強化を打ち出している」(外務省HP)とのこと。

経済をみると、

主要産業:農業(コーヒー、バナナ、さとうきび、じゃがいも、米、熱帯果実等)、鉱業(石油、石炭、金、エメラルド等)
失業率:9.4%(2017年コロンビア国家統計庁)
総貿易額:輸出 378.15億ドル、輸入 460.76億ドル
貿易品目
 輸出:石油、コーヒー、石炭、フェロニッケル、バナナ、エメラルド、切り花
 輸入:化学品、自動車・同部品、機械、通信機器、食品
貿易相手国
 輸出 米国、メキシコ、エクアドル、ペルー、日本、ベルギー
 輸入 米国、中国、メキシコ、ブラジル、ドイツ、日本

【出典】外務省HPより

ということで、日本は輸出先として5位、輸入先として6位というとっても深い関係を持っていることが明らかになりました。

コーヒー(生産規模世界第4位)切り花(カーネーション及びバラの生産規模は世界最大)と石油、石炭(南米最大の埋蔵量:約79億トン)、フェロニッケル、金、エメラルド(産出規模世界最大)の資源の国ということです。国の資料には麻薬とは書いてありませんけどね。

コロンビア人は、どういった人たちなのか。気さくで感情的、情熱的といわれています。どこでもすぐに音楽を奏でて踊ると言われています。確かにすぐ仲良くなりました。

ある調査ではコロンビアの幸福度は世界一といわれるものもありますが、国連の2016年度版の「世界幸福度報告書」(2016 World Happiness Report)では31位でした(日本は53位)。

勝負を見るのもいいが、やはり交流でしょ?

勝負で勝った負けたで楽しむ生き方もいいですが、やはり、そのスポーツの奥深さやコミュニケーションを大事にして、その場を楽しみたいです。

コロンビアにはどういう選手がいるのか選手のチームを探ってみました。

GK:アーセナル(イングランド)、デポルティボ・カリ、オンセ・カルダス
DF:オリンピア(パラグアイ)、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)、パチューカ(メキシコ)、PSVアイントホーフェン(オランダ)
トッテナム・ホットスパー(イングランド)、ACミラン(イタリア)、ジローナ(スペイン)、バルセロナ(スペイン)
MF:デポルティボ・カリ、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)、リバープレート(アルゼンチン)、アメリカ(メキシコ)
レバンテ(スペイン)、エスパニョール(スペイン)、ユベントス(イタリア)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
FW:ASモナコ(フランス、ビジャレアル(スペイン)、セビージャ(スペイン)、ブライトン・&ホーヴ・アルビオン、(イングランド)、パルメイラス(ブラジル)

国内組は3名。そのほかは海外の有力チームで日本は完全に名前負けしていますが、まあ経済状況から言って国外にいくのは当然かもしれません。
ちなみに、2人を選出したデポルティボ・カリ(Asociación Deportivo Cali)はこんなチームです。

さあ、こんな感じのコロンビア。少しは関心ももてたでしょうか。
日本にコロンビア料理の店はなかったですが、南米料理の店で楽しむことはできます。
コロンビア大使館以外に出会うことは少なそうですが、いつかは皆さん行ってみたいと思ったのではないでしょうか?

そして、この動画を見てください。コロンビアの美しさ、まさに観光したい国です!

サッカーを通した国際交流、やっていきたいですね~。


西村健
西村健

人材育成コンサルタント、オムニメディア代表、NPO法人日本公共利益研究所(JIPII:ジピー)代表、一般社団法人日本経営協会講師、未来学者。
慶應義塾大学院修了後、アクセンチュア入社。 その後、日本能率協会コンサルティングで経営・業務改革、人材育成、能力開発を支援してきた。独立後、人事評価制度構築・運用、キャリアカウンセリングなどのコンサルタントとして活動中。最近はプレゼンテーション向上、モチベーション施策などに注力。

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