【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その10)


【出典】フェライニさん、筆者撮影


切り札の存在。

サッカー日本代表が2-3でベルギー代表に敗北。
前半はベルギーの猛攻を食らい、後半は、原口さん、乾さんのゴールで優位に立つも、2点の差を守り切れず、ロスタイムで逆転された。

残念ながらベスト8の壁は厚かった。

【出典】ベルギーサポーター、筆者撮影

筆者は申し訳ございませんが、いいサッカーを見ることが好きで、
日本代表は特に応援していないのですが、

・柴崎さんの原口さんへのスルーパス
・香川さんと乾さんのコンビネーション
・乾さんのシュート力の成長
・一気に逆転するさすがのベルギー
・ルカクさんは今日はダメ、最後のスルーはさすが
・アザールさんは大したことない、メッシにはなれないな
・やっぱりデブライネさん
という感想。結構面白かった。

しかし、この試合を決定付けたのは、1人のアフロマン。
なんといってもフェライニさんに尽きると思ったのだ。

切り札がきたー

マルアン・フェライニ=バッキウィ(Marouane Fellaini-Bakkioui)さんはベルギー代表の中盤の要、強靭な肉体でヘッドが世界レベルの男。
MFながら、エバートン所属時代は「戦術フェライニ」として活躍し、ロングボールにヘッドで数々のゴールを沈めてきた。世界最高のクラブ、マンチェスター・ユナイテッドに所属(でもサブ)。

【出典】フェライニさん、筆者撮影

194センチの身長とアフロヘアで、人気選手でありながら、ボランチを中心に、途中交代の切り札としてもプレー。なぜかというと、攻撃も守りも力を発揮するから。

最近は、肘うちなどかなりのラフプレーで結構批判を受けています。日大アメフト顔負けのラフプレー、反則。あの巨漢が襲ってくるわけです・・・・。

ただ、何かと不思議と結果を残すことも、フェライニさんの人気を高めていました。

194センチの迫力、アフロヘアからのヘッドフェライニさん最大の武器。

ちなみに、双子の弟がいて、父が元サッカー選手(GK)、ファンにもそのアフロヘアで人気(ベルギー人に限る笑)。

【出典】フェライニさん、筆者撮影

切り札がいる意味

日本代表は今回、かなりの運もあった。コロンビア戦のPKをはじめ、西野采配ズバリであり、もともと西野さんは強化委員長であったのだから、継続性がなかったわけではない。

今回、直前にハリルホジッチ監督を解任させたが、より日本らしさ、パスを繋げテクニックを重視するスタイルが確立した感がある。
今後の日本のサッカーに期待が持てることだろう。高速カウンター、まさにハリルホジッチさんの言っていた「縦に速いサッカー」に敗れはしたが、日本らしさは世界にアピールできたと思う。

しかし、欠けているものがある、それはフェライニさんのような「切り札」

ゲームを終わらすクローザーのような守備職人
流れを変えるカリスマ
足の速いフォワード
セットプレーに強い長身FW

流れを変えるカリスマとしてケイスケホンダはいたが、それ以外はいかなったというのが現状だろう。

4年後の登場を期待する。


西村健
西村健

人材育成コンサルタント、NPO法人日本公共利益研究所(JIPII:ジピー)代表、事業創造大学院大学 国際公共政策研究所 研究員・ディレクター、一般社団法人日本経営協会講師、未来学者。
慶應義塾大学院修了後、アクセンチュア入社。 その後、日本能率協会コンサルティングで経営・業務改革、人材育成、能力開発を支援してきた。独立後、人事評価制度構築・運用、キャリアカウンセリングなどのコンサルタントとして活動中。最近はプレゼンテーション向上、モチベーション施策などに注力。

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