【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その15)


VICさん溢れる謎の国。
モドリッチ、ラキティッチ・・・テクニック溢れるタレントの国。

クロアチア、出身の友人はクレーシアという。そのサッカー代表がワールドカップ準決勝を迎え、イングランド代表と対戦する。

いきなり政治問題

このクロアチア、結構いろいろ騒動を起こす、いや、やらかしている。

コーチのヴコイェビッチさんが突然解任され、代表チームから離脱させるとう騒動が起きた。

これは、準々決勝でロシア代表に勝利後、ヴィダさんとともに政治的メッセージとも受け取れる動画を投稿したことが原因。現役時代に所属したチームとその国(ウクライナ)に捧げると言ってしまったのだ。

ウクライナはロシアとの緊張関係を持つため、どういう意味で「捧げた」のか。政治的な発言と捉えられてしまっても仕方がないところ。

ユーゴ内戦以来、良いにしろ悪いにしろ、行動や言動が「政治性」を帯びてしまうのがクロアチアの特徴ともいえる。

そもそもどういう国?

クロアチアについて皆さん知らないので、知ってみよう。
ワールドカップで対戦している割に知識がないところなので、外務省データをもとに振り返ろう。

・面積:5万6,594平方キロメートル(九州の約1.5倍)
・人口:428.5万人
・公用語:クロアチア語
・宗教:カトリック,セルビア正教等
・民族:クロアチア人(90.4%),セルビア人(4.4%)
・輸出:輸送機械(船舶),化学製品,繊維
・輸入:石油製品,食品,繊維
・主な貿易相手国:イタリア、ドイツなど
・主要な外貨獲得源:観光業
・最近:2013年7月のEU加盟により,クロアチアはEU諸国との貿易が自由化されたが、メリットは享受できていない

最近は、EU加盟をしたものの、失業率は5人に1人と厳しい環境にあり、観光とサッカーくらいしか世界に誇れるものがないのかもしれない。

しかし、この国はもっと奥深い。こちらの映像を見ればその魅力にとりつかれるかもしれない。

クロアチアとユーゴの深い闇、政治的な対立はこちらを見れば理解できます。

女性大統領をはじめ個性あふれる面白メンバー!

今回のワールドカップで有名になったのは女性大統領のコリンダ・グラバル=キタロヴィッチさん。

女性の大統領で、アメリカ育ちで外交エリートであるが、その抜群のプロポーションで世間をざわつかせている。さらに、ロッカールームで裸になった代表選手たちと喜んだりとざわつかせている。

他方、男たちも個性的だ。暴れる男たちがいる。

FWのマンジュキッチさんは、バイエルン時代にはグアルディオラ監督の指示を嘲笑、対立するなどの問題行動で知られている。さらに今回筆者が知ったのだが、「放火歴」があるそうだ。自動車を5台放火、少年院にいくことになったが、その理由がすごい。

寒かったから。

もうめちゃくちゃである(笑)。

また、このワールドカップ中でも、個性的な人物が面白行動を起こした。
カリニッチさんが代表チームから離脱。ACミラン所属のFWで、前線からの守備、ポストプレーにも優れた日本で言うと「半端ない」大迫みたいな選手である。

今回、ダリッチ監督がカリニッチさんを途中出場させようと指示を出したが、拒否。結果は、「追放」となった。

その理由がすごい。

背中が痛い

・・・前から言えよ、というツッコミが入るが、彼にも彼の論理があるのだろう。

こんな個性的な人たち。日本だったら、荒くれものすぎるとか、個性が異常に強いとかで排除されるような人でも、一応はチームメンバーに選ばれている。なんとも面白いところな国である。

サッカーの母国とどう戦うか。注目である。

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第14回 「【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その13)」