【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その18)


赤い悪魔を倒したダイバーシティ軍団、レブルー(青)の復権
それとも
欧州のブラジルと評された技巧派集団、Vatreni(炎)の初優勝か

あと数時間でワールドカップ決勝を迎える。
The Urban Folks的決勝、3番勝負の2回目。
今回はサッカー選手のユニフォームについて考えたい。

国旗基調のクロアチア


特徴は
・国旗にちなんだチェックのシャツ
・オールオーバーの赤と白のデザイン
・市松模様の四角が前よりも大きくなっている(2倍か3倍の大きさ)
・「大きくこれ見よがしなまでにチェックを使うことで、誇りの深さを表現」(ナイキ曰く)

といったところ。

伝統のチェッカーボード(市松模様)はとてもかっこいい。西村の友人が知り合いにアンケートを取ってくれた結果、若い女性たちにはクロアチアが人気。
「こんなの見たことがない」「かっこいい」との意見がありました。
たしかにこういうチェックは斬新。

デザイン的には、チェックの境目がノコギリの刃のようなギザギザが特徴。「線をぼかすことで伝統的な柄にスピード感のある現代的な美しさが加わっています」とのことのようだ(ほんまかいな?)。

背面はシンプルなデザインになっていて、ホワイトを基調としたパンツによって、チェックのしつこさがない。個人的にはアウェイユニの方がかっこいいと思うが、さすがのクロアチアである。

トリコロールが後退したフランス

特徴は
・ネイビー基調にスリーブ部分に青
・肩から袖にかけてギザギザ
・クラシックなボタンダウンの襟
・首の後ろにはトリコロールのテープ
・フランスの地形を表現する6角形
・バッジの内側には“Nos Differences Nous Unissent”(違いが団結を生む)の言葉

といったところ。

メインの色は首や肩の青よりも暗い青になっていて、鮮やかな赤白青の3色はどこいったのだろうか?
清水商業サッカー部のモデルにもなった過去のアディダス製のデザインが好きだった筆者的には、ナイキになって残念な気がしてならない。

しかし、デザインの専門家に聞いてみると、
「余計な小細工はせずにシンプル、その中にアクセントの袖の柄であったり、首すじのトリコロールがさり気なくオシャレ」
「フランスのユニフォームは国旗を背面にもってくる使い方がオシャレ」
「全体的にシンプルなのに、国旗の使い方などのポイントはおさえている」
といった意見が多数。

特にネイビーがベースである部分や、「躍動感」や「スピード感」を表現した袖部分、襟部分にあしらったトリコロールがクリエイティブな感性を刺激したのだろう。

ちなみに私と同様の意見を持ったフランス人も多く、国内的には人気はない模様である。

フランスの勝利!

判定は

フランス勝利

理由は、「違いが団結を生む」の言葉につきます。
デザイン面では、フランスは長く愛される三色旗を現代的に表現していますが、クロアチアは毎年このユニフォームで伝統を重視しすぎていて、いっつも一緒なのでフランスをおしたいです。
また、クロアチアはアウェーの方がかっこいいので・・・。

残念ながらフランスの革新性の勝利です!

ワールドカップ特別企画

第1回 「【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その1)」
第2回 「【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その2)」
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第12回 「【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その12)」
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第15回 「【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その15)」
第16回 「【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その16)」
第17回 「【特別企画】UrbanFolks流、サッカーワールドカップ観戦ガイド(その17)」


西村健
西村健

人材育成コンサルタント、オムニメディア代表、NPO法人日本公共利益研究所(JIPII:ジピー)代表、一般社団法人日本経営協会講師、未来学者。
慶應義塾大学院修了後、アクセンチュア入社。 その後、日本能率協会コンサルティングで経営・業務改革、人材育成、能力開発を支援してきた。独立後、人事評価制度構築・運用、キャリアカウンセリングなどのコンサルタントとして活動中。最近はプレゼンテーション向上、モチベーション施策などに注力。

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