生産性を理解できない杉田議員と生産性のない杉田議員バッシング(その3)「生産性を理解している?」



【出典】衆議院HP

杉田水脈先生が批判されたLGBTとは、
L:レズビアン
G:ゲイ
B:バイセクシャル
T:トランスジェンダー
のこと。2017年の衆院選においてもLGBTへの差別をなくすことが争点の一つだったはずだ。

POTETOさんがまとめているので紹介したい。
自民党は自然に受け入れられる社会を目指し、理解の促進を進めていく模様で、差別法はいらないという立場だったようだ。
さて、今は、責任政党としてどういった行動をとっているのか?安倍党総裁は?内部での指導は?そこは見守っていきたいものだ。

さて、杉田水脈先生は「生産性」というものを理解されていない模様である。実は、多くの人も理解しているいないのだ。過去は私もそうだった。なので、今回はその点を確認したい(笑)。

生産性の定義

生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。

生産性はより少ない労力と投入物(インプット)でより多くの価値(アウトプット)を産みたいという人間の考えから生まれてきた概念である。リソースとリターンの関係性とも理解される

(wikipedia)

とのこと。

よく使用される労働生産性という意味なら、

労働生産性=「産出(労働の成果)」/「労働量(投入量)」

労働生産性とは「労働者1人あたりが生み出す成果」あるいは「労働者が1時間で生み出す成果」のことである。産出のところがサービスの場合、付加価値額(ほぼ、粗利益)となり、営業利益+人件費+減価償却費で求められていく。

生産性は経済活動以外にはふつーは用いられる。
つまり、経済活動に当てはめるものであり、杉田先生が正しく理解されていないことが明らかである。適用する場面・文脈として間違っている。

生産性じゃなく生産的?

杉田議員の意見を振り返ろう。

例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。

ここでは、子供を作ることが「生産」の基準であり、「生産性がない」という評価をしているのだろうと思われる。子孫を残すことが生産的という理解、もしくは、子作り=経済活動という理解なのだろう。

大丈夫なのだろうか、、、?

また、厳しく言うと、普通
・生産性が高いor低い
という議論になるが、
・生産性がないorある
という2択を使うのは正しくないのではないか。
正確には「生産力がない」というべきだろう。

まず、先生には法務省のVTRを見てもらう必要がありそうだ。

http://https://www.youtube.com/watch?v=G9DhghaAxlo

あなたの仕事が生産性がないのでは?

さらに厳しいことを言うと、仕事における生産性とは、労働時間に対して成果がどれだけ得られたのか?なので、議員の仕事は生産性が低いということになる。

そのほかの議員も同様だ。
「LGBT議連の方が何をやっている?」という寺田さんの発言を重く受け止めたい。


西村健
西村健

人材育成コンサルタント、NPO法人日本公共利益研究所(JIPII:ジピー)代表、事業創造大学院大学 国際公共政策研究所 研究員・ディレクター、一般社団法人日本経営協会講師、未来学者。
慶應義塾大学院修了後、アクセンチュア入社。 その後、日本能率協会コンサルティングで経営・業務改革、人材育成、能力開発を支援してきた。独立後、人事評価制度構築・運用、キャリアカウンセリングなどのコンサルタントとして活動中。最近はプレゼンテーション向上、モチベーション施策などに注力。

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