<東京大改革の今:第15回>熱すぎ都市TOKYO~アスファルトを減らせないのか?


【出典】フリー素材ぱくたそ

日経新聞の調べで、東京都は、熱中症の危険度を指数にして提供するサービスを2020年までに開始することが明らかになった。

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)という言葉が最近聞かれるようになった。人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標。①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れている。

正直のところ、数値を明らかにすることも大事だが、それ以外に何かできないのか?と思ってしまった。

問題は除湿と思った筆者は、換気したり、炭をおいたりとしてるが、焼け石に水という感じ。個人では限界があるのだ、そこで思ったのが、歩道の一部はアスファルトから砂利道や土に戻す案を提案したい。

異常な暑さ

東京2020大会が開催される8月の日最高気温の平均値:32.4℃ (2010年~2014年平均)

「環境先進都市・東京に向けて 〜CREATING A SUSTAINABLE CITY〜」では、都市化の進行等によりヒートアイランド 現象が継続していることが示されている。実際恐ろしいデータを示そう。

東京の伸びは、世界や日本よりすさまじいのだ!

様々な取組もしているのは事実

東京都は手をこまねいているわけではない。めちゃ頑張っている。

・微細ミストの設置、花や緑の整備などに積極的な区市町村や事業者 を支援し、暑さを緩和するクールスポット
を創出
・涼を得るための江戸の知恵であり、家の軒先や店先など に水をまく(打ち水)
・遮熱性舗装等の整備
・樹木の適切な維持・管理

などなど。

特に、遮熱性舗装による路面温度の抑制効果は凄い。都道で遮熱性舗装や保水性舗装を整備。「東京2020大会までに、累計約136km整備することを目標」とし、2016年度末で、約106km整備しているそう。

【出典】東京都「環境先進都市・東京に向けて 〜CREATING A SUSTAINABLE CITY〜」

まさにこれは凄い。

打ち水については、打ち水大作戦のようなキャンペーンも広がっている。
ただし、時間帯や場所を間違うと逆効果となっがあるそうだ。
・日陰
・花壇や植樹
にまくことがコツだそうだ。

舗装しない道路があってもよくね?

ヒートアイランドとなりつつある東京都心。そもそもアスファルトが多すぎると個人的には思う。歩道も舗装されている必要があるのか?と思うのだ。

道路の耐久力を増すために、表面を石、煉瓦、コンクリート、アスファルト、砂利などで敷き固めることを言う。日本初のアスファルト舗装は、1878年、京都千代田区神田の昌平橋で施工してから全国に広がった。

車や交通のためには必要だし、歩道もバリアフリーの意味で必要だと思うけど、人があまり通らないところとか、私道みたいなところもアスファルトで覆いつくす必要があるのだろうか。


西村健
西村健

人材育成コンサルタント、NPO法人日本公共利益研究所(JIPII:ジピー)代表、事業創造大学院大学 国際公共政策研究所 研究員・ディレクター、一般社団法人日本経営協会講師、未来学者。
慶應義塾大学院修了後、アクセンチュア入社。 その後、日本能率協会コンサルティングで経営・業務改革、人材育成、能力開発を支援してきた。独立後、人事評価制度構築・運用、キャリアカウンセリングなどのコンサルタントとして活動中。最近はプレゼンテーション向上、モチベーション施策などに注力。

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