【異能の若者たち~その才能を分析する】第2回、下西竜二さん


編集長が心から認めた若者をインタビューするこの企画(^_-)-☆

今回も世間を騒がせる1人の若者に焦点をあてます。編集長を驚愕させた若者たちの群像、そして「能力」にスポットをあてたこの企画。ロストジェネレーションである我々よりも、おそらく日本を立て直す中心になる方々の心の声と本音がここに!

第2回は下西竜二さん。


オタグループの総帥として、「秋元康」を目指す下西さんはメディアでも話題の人物。若手の注目の人物でもあります。

【OTAGROUPのビジネスについて】
主にクリエイターのマネジメントとアイドルやVTuber(バーチャルYouTuber)プロデュースのコンサルティングを手掛ける会社。来春には「アイドルを自社でプロデュースしたいです!」とのこと。

ホリエモンに迷惑をかけるほど「炎上」騒動などもありました。そんなことにも負けず、メディアにおいても若くして多数取り上げられているくらいの人物です。

まずは経歴を紹介しましょう。

【下西さんの経歴】
1994年、広島県三原市出身。高校卒業後、上京。20歳で起業後も、NPOの運営やソーシャルイノベーション関連での活動を重ねます。大学卒業後に、OTAGROUP株式会社 代表取締役プロデューサー、100creators代表。外資系企業での営業などを経てクリエイタープロダクションを立ち上げます。プロダクション運営の他にアイドルのプロデューサーとしても活動しています。アイドルグループのコンサルティングにて『半年でTokyo Idol Festival出場』などの成果も有名です。

https://otagroup.co.jp/

さてさて、夏のある日、秋葉原のAKBカフェに来ました!ついに突撃、じゃなくてまず下西さんにインタビューしてみます。

【AKBカフェ前で語る下西さん】

さあ、秋葉原のAKBカフェに潜入したいところです。そして、もっとディープに下西さんにインタビューします(以下撮影NGなので文章で)。

秋元康にあこがれた?

西村:
凄いところですね(笑)。

下西:
とってもいいところです。やっぱり好きなのはAKBなので、僕はとっても落ち着きますね。

西村:
いやあ興味深い。撮影禁止なので、残念ながら写真取れないですが不思議な感覚です。さて、私と下西さんは出会った時は、ソーシャル起業や社会課題解決に燃えた学生でしたよね。それがオタクだったとは・・・とっても意外でした。いったい、意識高い系学生からの変身には何があったのでしょうか?

下西:
実は、高校生の時にアイドルオタクになったんです。握手会はその時からいきはじめました。

西村;
なぜアイドルにはまったのでしょうか?

下西:
たまたまです。高校受験が終わって、携帯を親に買ってもらいました。休日に、たまたま友達から電話かかってきた。握手会に行こうと誘われ行くことになりました。渡辺麻友さん(まゆゆ)と握手したんです。AKBの女の子がアイドルのメンバーを好きになり、引き込まれてしまったのです。そこから「おたかつ」が始まります。

西村;
いわゆるオタクですね。具体的な活動は?

下西:
高校になって広島に握手会があるとなると、行っていました。5秒のために、1時間並んで、1時間半のときも。渡辺麻友さん(まゆゆ)に「いただきまゆゆって言ってください。」と言ったら、苦笑いされるなどの経験もありました。

西村:
高校の時は校内で浮いてなかったのですか?

下西:
全く浮いてはなかったです。アイドルオタクが浮くというのは私の世代ではそれほどではなく、女子からも話しかけられて、アイドルの話でもりあがったりしました。高校の時は野球部もやっていました。

西村:
僕らの高校のときは目に見えないスクールカーストの底辺で迫害されていた印象がありましたね・・・かわいそうでしたが。

下西:
で、大学に入ってからオタクの人たちと交流し益々その活動に拍車がかかりました。「俺は何推し」とか言い合って。しかし、僕は違ったのです。

西村:
どう違ったのでしょう?

下西:
秋元康が好きで、その作る世界観が好きなことに気づくんです。秋元さんがうつ策、うつ手にワクワクするという。じゃんけん大会、選挙などなど。

高校時代に面白い先生がいたんです。僕はビジネスが好きで、分析したことがありました。
吉野家とすきやと松屋の業態分析。レポートに書いたら、先生がほめてくれた。そもそもドラッカー、ビジネス書から読んでいました。
AKBはワクワクするようなイベントが続くのでアイドルから入っていって、秋元康にひかれていったのです。

たとえば、キャッチコピーで「いただきまゆゆ」。こういったキャッチコピーを考えたり、アイドルが勝ち残るにはいろいろ徹底的に考えて、キャラ化して、特徴つけないといけない。
現代は、作られたアイドルよりも、自分たちのアイドルなのです。そして、「がち」がキーワード。そこが面白い。

特に、アイドルの仕事はわくわく感があります。秋元康さんが凄いのは、自分が考えているアイデアの先をいっていることです。面白いことをやるスピードが速いのです。オタク目線でプロデュースを行う秋元先生は凄い。

西村:
高校の時の未来の目標は?

下西:
高校生の夢は社長でした。しかし、大学に入って社会イノベーションの活動や色々活動してみても、なんか違うと思いました。
自分の好きなこと、アイドル活動だと本当に夢中になれることに気づきました。生き方として、したいことをやる、世間を動かすというキーワードがあるのかもしれません。

アイデンティティ・・・・母親がいろんな人から好かれている。分け隔てなく付き合うタイプで(笑)。父からは「仕組みを作る人をなりなさい」とも言われてましたね。「儲かるから」と。そういえば。

能力・発想の元は?

西村:
アイドルプロデュースはやりたくてもできる職業ではないですよね。何か原体験があるのですか?

下西:
高校2年生のときに勉強そっちのけで、監督をしていた。AKB の歌詞をもとにしたシナリオを作り、監督をした、それが原点。面白くてしかたなかった。

西村:
どこがおもしろいのですか?

下西:
作品に参加した全員がハッピーな状態が嬉しかったです。全体が利益を得らえるのです。またリアル感を求めるのが面白いところです。例えば、元カノと元カレが恋人役をやるとか、矛盾と実存がある作品をやるなどスリルがありました。

また、オタクって凄いんですよ。アイドル好きのカメラマンとか凄い能力が高いんです。生誕祭、ボランティアとして一緒に時間使って、喜んで、ほんと満足するものなのです。

西村:
アイドルのどこがいいのですか?

下西:
あの子が頑張れるなら、と思うところでしょうか。好きな人でもあり目標であり、心の支えになる。わかりませんかね?人それぞれアイドルへの向き合い方があるのです。ある人は娘を投影するし、新しい夢を見つけて成長していくところがたまらない人もいる。

オタク、アイドルの価値を示していきたいと思います。

【編集後記】

アイドルとの付き合い方や価値、人生における意味も千差万別。その表も裏も、そこには人生模様があり、それぞれのストーリーがある。美しさと頑張りが人の心を揺さぶるのだろうか。底抜けた明るさ、人当たり良さ、人柄、皆で笑顔を与える環境を作る役割を社会でこれからも果たして欲しいと思いました。


西村健
西村健

人材育成コンサルタント、NPO法人日本公共利益研究所(JIPII:ジピー)代表、事業創造大学院大学 国際公共政策研究所 研究員・ディレクター、一般社団法人日本経営協会講師、未来学者。
慶應義塾大学院修了後、アクセンチュア入社。 その後、日本能率協会コンサルティングで経営・業務改革、人材育成、能力開発を支援してきた。独立後、人事評価制度構築・運用、キャリアカウンセリングなどのコンサルタントとして活動中。最近はプレゼンテーション向上、モチベーション施策などに注力。

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