朝生への提案、真に平成を総括する出演者を揃えるべきだ


(朝まで生テレビ・元旦スペシャルから引用)

大晦日の夜に自分のタイムラインで朝生の話題が流れてきたので久しぶりに番組名を目にした。中学生の頃は良く見ていた番組であり、当時は朝までエキサイトしながら楽しめたものだ。

今回の演題は「激論! 平成の総括と“新時代”」ということだったらしいが、面子を見て脳内に?しか浮かばなかった。以下のメンバーを見てほしい。

司会
田原 総一朗

パネリスト
齋藤健(自民党・衆議院議員、前農林水産大臣)
長妻昭(立憲民主党・衆議院議員、党政務調査会長)
福島みずほ(社民党・参議院議員、党副党首)
猪瀬直樹(作家、元東京都知事)
落合陽一(ピクシーダストテクノロジーズCEO、筑波大学学長補佐・准教授)
金子勝(立教大学大学院特任教授、慶応大学名誉教授)
瀬口清之(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、元日銀北京事務所長)
中林美恵子(早稲田大学教授、元米連邦議会上院予算委員会補佐官)
古市憲寿(作家、社会学者)
三浦瑠麗(国際政治学者、東京大学政策ビジョン研究センター講師)
藻谷浩介(日本総研主席研究員、地域エコノミスト)
森本敏(拓殖大学総長、元防衛大臣)

個々に見れば立派な方もいるものの、正直言って意味不明な人選である。平成の総括と銘打っているわけだが、総理経験者でも幹事長経験者でもない。平成の政局を作った人物が一人も入っていない。新時代を担う若手の方とされる方も他に幾らでも経営者・有識者として揃えるに足る面子がいるはずだが、電波芸人化している若手評論家を並べただけでチョイスに納得性の欠片もない。

仮に筆者が「平成の総括と新時代」と題して面子を集めるならば下記の通りだ。

小沢一郎
小泉純一郎
森喜朗
古賀誠
鳩山由紀夫
橋下徹
竹中平蔵
亀井静香
村上世影
白川方明
野口悠紀雄
大前研一

もちろん大物ばかりなので呼んだところで番組に出てこない方も多いだろう。既に鬼籍に入った総理経験者・幹事長経験者も多いので人選も難しい。

しかし、最初から軽量級でまとめた番組など見ても面白くない上に歴史的な価値も一切ないことは確かだ。むしろ、国内人材以外に話を聞くべき米国要人らもゴロゴロしている。大手テレビ局は普段から散々儲けているのだから会社としての社会的責任としてそのぐらいのことをやるべきだ。

現状のような貧弱な人選・コンテンツでは存在価値はないので、田原氏と歴代首相のタイマン勝負版の編成内容でもう一度番組をやり直したら良い。ネットではやれない内容だからこそ価値がある。それができないなら平成のテレビメディアがオワコンであることを証明した番組として歴史的に語り継がれることになるだろう。


渡瀬 裕哉
渡瀬 裕哉

パシフィック・アライアンス総研所長
早稲田大学大学院公共経営研究科修了。トランプ大統領当選を世論調査・現地調査などを通じて的中させ、日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリストとして活躍。ワシントンD.Cで実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティングである水曜会出席者であり、テキサス州ダラスで行われた数万人規模の保守派集会FREEPACへの日本人唯一の来賓者。著書『トランプの黒幕 共和党保守派の正体』(祥伝社)は、Amazonカテゴリー「アメリカ」1位を獲得。主なメディア出演実績・テレビ朝日「ワイド!スクランブル」、雑誌「プレジデント」「ダイヤモンド」など。

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