賢い有権者になる方法No2:正しい政治家の見極め方①


【出典】政治家最後の訴え、筆者撮影

選挙に出て政治家になって「こうしたことをしたい!」と希望に溢れている人々も多いと思います。どう見極めましょうか?

政治家の能力は様々です。かって政治家の人事評価的なものをやりましたが、政治家さんは様々なタイプがいていいと思います。

西村健的「政治家タイプ」

例えば、

調整型:みんなの意見を丁寧に聞き、論点を整理し、妥協の余地を探り
コミュニケーションをはかり、少しづつ進める。
住民代弁型:住民の意見や考えを行政になげかける。
住民救済型:困っている人の要望を聞き、問題解決を探る。
政策提案型:政策やデータに詳しく、知識や知恵で政策のイノベーションを提案する。新しいことを提案することが多い。
問題提起型:何かおかしいと思ったことにゼロベースで疑問を提示する。
頑張るけど空回り型:頑張って色々活動するけれど、ルールや手続きを無視したスタンドプレーで空回りする。
正義追求型:おかしいと思ったことに正義感を振りかざす。
お飾り・忖度型:上部機関や支持団体の命令に従って行動するだけ。
政治家になって満足型:質問も議会事務局に作ってもらって、政治活動(支持者へのあいさつなど)にいそしむ。
何もしない型;日記やブログを書いたりしてさも活動しているように見せかける。

といったところでしょうか。
小さいころから政治家を観察してきたので、タイプ別に長所や短所、注意点や留意点がわかりますが、それは誰だとか誰だとかは言いません。人は成長するし、堕落もします!(笑)

とはいえ、どれくらいなのかの比率をとったり、見てみたいもの。アンケートを取ったら面白いのに(笑)。

西村健的「政治家タイプ」の見極め方

それではどう見極めるべきでしょうか?チェックリストがあります。

□レベル1:周りの人の声を丁寧に聴いている
□レベル2:自分の言葉で自分の意見を言える
□レベル3:自分のあるべき論や理想を語る
□レベル4:日本社会の問題点を自分なりに意見を持つ
□レベル5:地域の問題を知識として理解している
□レベル6:地域の問題をデータで理解している
□レベル7:行政の動き方や仕事のやり方を理解している
□レベル8:周りの人だけではない、広く声を聴いている
□レベル9:行政法を理解している
□レベル10:政策やその背景を理解している
□レベル11:行政が作成している計画を理解している
□レベル12:行政評価を活用している
□レベル13:聞くだけではなく、相手に寄り添う
□レベル14:聞くだけではなく、相手の問題解決に努力する
□レベル15:他人を巻き込んで問題解決する

日本政治や政界ネタとか理想論とか精神論で言っている政治家さんはどのレベルなのでしょうかね?
国会や政党などの「政治」を語る人はもうそろそろご退場いただきたいですかね。

さあ、駅前に立っている人はどういう人なのでしょうか?どのタイプなのか?どのレベルなのか?
少しばかり関心をもって考えるのも面白いと思いますよ~。

PS
次回は自己プロデユース力にたけた人に騙されない方法を解説します!

「賢い有権者になる方法」連載シリーズ

第1回 「政治家さんに会ったらツッコミを」
第2回 「正しい政治家の見極め方①」


西村健
西村健

人材育成コンサルタント、NPO法人日本公共利益研究所(JIPII:ジピー)代表、事業創造大学院大学 国際公共政策研究所 研究員・ディレクター、一般社団法人日本経営協会講師、未来学者。
慶應義塾大学院修了後、アクセンチュア入社。 その後、日本能率協会コンサルティングで経営・業務改革、人材育成、能力開発を支援してきた。独立後、人事評価制度構築・運用、キャリアカウンセリングなどのコンサルタントとして活動中。最近はプレゼンテーション向上、モチベーション施策などに注力。

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